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松戸にまつわる話

第1回 松戸にまつわる話【寺門夏織】

2014年12月5日

皆さま、こんにちは。
松戸競輪中継の司会を担当させていただいている寺門夏織です。

最初に松戸競輪場へお仕事で来たのは、2010年~2011年のビッグレース。
初心者ガイダンスコーナーに呼んでいただきました。
その後は時々、表彰式など式典のMCにも呼んでいただくようになり、2012年からはとうとうFIIの司会に!
まさか、自分が松戸競輪中継の司会を担当させていただく日が来るとは思ってもいなかったので、感激でした。初心者ガイダンスの時に顔を覚えていただいた常連のお客様から 「かおりん、良かったね~!」と温かいお言葉を掛けていただき、“1つ1つのお仕事が次に繋がっているのだな”、と実感しました。
昨年からはFIの司会を担当させていただいています。
更にサマーナイトフェスティバル、記念競輪の司会まで!!
成長過程を温かく見守っていただきながら育てていただいた競輪場です。

今回から、松戸競輪MC女性陣でコラムを担当させていただくことになりました!!
感謝の気持ちを込めて、より皆さまに競輪を、そして松戸競輪場を愛していただけるよう、取材や勉強をしながら張り切ってお伝えしていきたいと思います。
どうぞ、よろしくお願い致します。

自己紹介が長くなりましたが、松戸競輪場では、明日からいよいよ松戸競輪開設64周年記念競輪『燦燦ダイヤモンドカップ争奪戦GIII』が開催されます!

私の注目選手は、後閑信一選手(東京・65期)!
後閑選手「怪我は重症でした。右鎖骨を折って、右肋骨が3本。ドクターヘリで運ばれて、集中治療室に入りました。折れた肋骨の一番上の骨が大動脈に近い所に刺さっていて、覚悟して欲しいと家族も呼ばれました。その時は、もうダメかなと思いました。
集中治療室を出てからは、普通の人が全治4か月は掛かるところを、医者の反対を押し切って1か月半で復帰しました。オールスター競輪のドリームレースに選んでいただいたので、例えそこで自分の体がどうなってしまっても、今 自分にできることで精一杯お返ししないと絶対に後悔する!と思ったから。結果は8着でしたが、3日目には2着に入り、“あの状態で走れたのだから、まだやれる!”と確信しました。
底辺で土台を作っておくと、自信になって、また大きくなれる!
周りからは、『大怪我をして散々な年だったね』と言われるけど、自分はそうは思いません!
覚悟ができる自分に出逢って、気持ちが楽になったので、言葉では上手く表現できないけど、大きな収穫がありました。心肺機能も回復したので、これから更にやれる予感がしています!」

どんな危機的状況でもポジティブに捕えて前向きに進んで行こうとする後閑選手を尊敬します!その精神力は、ファンの皆さまの応援のお陰だそうです。「どんなに寒くても、暑くても、悪天候でも、いつも一生懸命に応援して下さるファンの気持ちだけは裏切りたくない!」と教えて下さいました。松戸競輪場でもいつも温かい声援をもらえるので、とても励みになっているそうです!

初日の12R特選では、関東勢の前で戦います。
後閑選手「後悔したくないから、自分で何かしたい!」

後閑選手は、現在通算498勝!
「今シリーズで500勝を決めたい!」と、力強く意気込みを聞かせて下さいました。

表情からも大好きな競輪を走れる喜びが伝わって来ました!

明日からの4日間の走りに注目です!!

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