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松戸にまつわる話

第22回 松戸にまつわる話【寺門夏織】

2015年1月29日

こんにちは。寺門夏織です。
松戸競輪FI『第16回スパーク33チャンピオンシップ』が終了しました。

初日は12℃、2日目は13℃まで気温が上がって春のような陽気でしたが、最終日は朝から気温が6℃のまま上がらず厳しい寒さとなりました!

そんな中で行われた決勝戦!!

【A級】
後方から捲くった金子幸央選手(栃木・101期)の完全V☆
 Photo_4

金子選手は前検日が22歳のお誕生日で、
「前回の京都向日町では先行争いで2番手に入られたけど、しっかり逃げ切れたので良かったです。絶好調かどうかは分からないけど、力を出し切れれば大丈夫だと思う!バースデーシリーズを自分とお客さんのプレゼントになるように決めたい!今回も前々縦々と踏んで、いつも通りしっかり自力で頑張ります!」
と力強く意気込みを聞かせてくれていたのですが、まさに有言実行!

~昨年を振り返ってと今年の目標~
「ヤンググランプリは仕方がないですね。去年は初めてのS級も経験して、勉強になった年でした。成長できたと思います。今年は飛躍の年にしたい!!神社にお参りして来たけど、何を祈願したかは内緒です」

~練習~
「磯田旭さんや星野辰也さんと一緒にやっています」

~ギアについて~
「自分は前から3.92なので、問題ないです」

今回は、逃げて・捲くって・捲くって、連日後続を離しての完全V☆
表情も自信に満ち溢れていました!!
次の小倉は、S級復帰に向けて特別昇進を懸けての戦いです!今後の活躍が楽しみです。

【S級】
岡山勢が3名勝ち上がり、76期の選手が4名というメンバー!
市田佳寿浩選手も決勝進出を決めました!
優勝したのは、『瀬戸のプリンス』こと石丸寛之選手(岡山・76期)☆Photo_5
 

初日同様に同県の河端朋之選手に前を任せての競走。後ろに宗影祐樹選手に入られましたが、逃げた河端選手をゴール前 絶妙なタイミングで追い込んでの優勝となりました。

石丸選手「先輩(三宅伸選手)、後輩(河端朋之選手)、同級生(香川雄介選手)のお陰で優勝することができました。今回、初めて同県の河端君との連携で、初日は失敗したけど決勝戦はそこから1着を決められて良かった。松戸バンクは相性が良いです。次の全日本選抜でも活躍したい!また応援して下さい!」

石丸選手は前検日から、「(三宅)伸さんと河端(朋之)君と3人で決勝戦に勝ち上がりたい!」と話していたので、最高のメンバーで迎えられた決勝戦となりました!
ここに向けては、暖かい石垣島で合宿をして来たそうです。
調子が悪かったからシューズを変えて来たそうですが、今回はそのシューズもマッチしたようです。
準決勝は後方から捲くっての1着で、三宅伸選手と1着・2着も決まりました。
「松戸は今までは相性が良かったけど、3.92のギアで戦うのは初めてだからどうかな~?」と心配していましたが、そちらも問題なさそうですね!
石丸選手のこの後のGI戦での活躍にも期待しましょう!!

今年最初の松戸競輪は、A級・S級共に人気に応えた決着となりました。
次開催もお楽しみに!

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