スパーク33チャンピオンシップ～番外編～

昨日終了したスパーク33チャンピオンシップ。
この回は番外編、注目選手をお届けします！

わたしが注目したのは宮城94期 佐藤雅春選手です。

佐藤選手はここ松戸競輪場への参加も多く、毎回積極的な先行を魅せてくれます。
 

一見、強面なヤンチャといった感じですが
検車場ではとにかく最後の最後まで自転車を磨き、道具を大切に扱う「職人気質」と言った若手選手です！！

自転車の整備について

「上のクラスの先輩選手たちの中で競走をしたときに、自転車やレースに対する向き合い方を見てとても勉強になったので、自分もしっかりそこは見習いたいな、やっぱり強い選手は違うな、と思ったんです。」

と、言葉も語り口も丁寧で礼儀正しい佐藤選手。

いつも果敢な先行が持ち味ですが今年は

「とにかく安定して成績を取りながら、ずっと上でいられるように戦法の幅を広げたい」

と話してくれた翌日、準決勝では誰もが先行するだろうと思いきや、絶妙な捲り劇を演出しました。

上がってくるなり一回り大きくなったような佐藤選手。いつもの「優しい」表情から「強い」表情へ変貌していました！

そんな佐藤選手、競走に対しての信条は
 

 「気持ちで走るタイプなんです！！」

脚がパンパンになっていっぱいになっても、とにかく３日間、前に前に進む「気持ち」がいつも伝わります。

これからは攻め方、攻め所の幅を広げてさらに強い気持ちで走って、ゴール前を湧かせて欲しいです。

皆様是非、佐藤雅春選手の強い気持ちの走りに、これからも期待してください。