電話投票番号 31#

松戸にまつわる話

第118回 松戸にまつわる話【寺門夏織】

2016年1月13日

『松戸競輪今年最初の覇者は』

3日間晴天の下、松戸競輪FI『第17回スパーク33チャンピオンシップ』が行われました。
今年最初に松戸競輪S級シリーズを制したのは、村上博幸選手(京都・86期)★

Photo

【前検日】
村上選手「今年の初戦なので、しっかり練習して来ました!
心地よい緊張感で臨めそうです。
松戸はGIもFIも全プロも獲った相性抜群のバンク。
今年も一戦一戦集中して、後悔のないレースをして、年末のグランプリ出場を目標に戦いたい!」

【特選】
先行した古性優作選手(大阪・100期)にマーク。近藤隆司選手(千葉・90期)をけん制しますが、捲くり切られて2着。

【準決勝】
古性選手の捲くりに乗って2着。ラインでそのまま上位独占。
村上選手「虐められました(>_<”)2コーナーでもう“ラインで決まる!”と確信できたので、早めに抜きに行ったけど、古性君が強かった!後輩の成長に危機感を感じます。」 【決勝戦】
鈴木-志村
菅田-水書
畑段-古性-村上-笠松-伊藤

近畿・中部は5車で結束。

2

ローラーに乗りながらレースを振り返る村上選手・古性選手・畑段選手

近畿・中部ラインの前を任されたのは、連日積極的に戦った畑段嵐士選手(京都・105期)。

Photo_2

畑段選手「自分はどんなメンバーでも緊張しないタイプ。(2場所前)レインボーカップA級ファイナルで優勝した前の晩もグッスリ眠れました。決勝戦も自分のレースをする。」

対するスーパールーキー鈴木竜士選手(茨城・107期)は人気に応えて逃げ切っての2連勝で決勝進出。

Photo_3

鈴木選手「相手が5車でも、2段駆けでも、関係ない!自信はある!!」

楽しみな対戦となりました!
近畿の2段駆けが予想され、人気は古性選手-村上選手の組み合わせ。
残り2周前から早くも畑段選手が主導権。
最終ホームから鈴木選手が巻き返して行きましたが、古性選手が最終2コーナーで番手捲くり。鈴木選手を笠松選手がけん制して、最後は村上選手がゴール前で古性選手を捕らえての優勝☆
捲くった古性選手が2着。3番手で仕事をした笠松選手は3着。
近畿・中部の結束勝ちでした。

Photo_4

村上選手「30代後半に入って、体の変化や後輩の活躍など
いいこと・悪いことあるけど、その中でも色んな経験ができたシリーズでした。
7月に怪我をして、10月に復帰して、最近は勝つことも少なくなって来ましたが、
今日は後輩たちが頑張ってくれたお陰で優勝することができました。
2人共強くなっているので、今日はついて行くのに必死でした。
普段は緊張しない畑段君がレース前に珍しく緊張していたのを見て、自分も緊張してしまいました。
相性の良いこのバンクで今年の初戦で優勝できたことが嬉しい。
今はまだ脚力不足ですけど、これからも一戦一戦全力で戦って、
ちょっとずつでも前進して、またグランプリに乗れるように頑張ります!
今は競輪が楽しいです。」

爽やかな素敵な笑顔でした(*^-^*)

A級は、逃げ切った泉文人選手(福島・99期)の松戸連覇★★

ガールズは、松戸初登場の尾崎睦選手(神奈川・108期)が捲くって人気に応えての完全V★★★

選手の皆さんの力強い走りに感動して、「自分も今年も頑張ろう!」と思えたシリーズでした。

寺門夏織

ページのトップへ