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松戸にまつわる話

『後輩の気持ちに応えて★小原唯志選手・和田健太郎選手』【寺門夏織】

2018年4月29日

皆さま、G.Wをいかがお過ごしでしょうか?
先日行われた松戸ナイター競輪『第5回ニコ生チャリチャンカップFI』はお楽しみいただけましたか?

【A級】
6連勝で松戸に参戦した小原唯志選手(茨城・101期)が前検日から注目を集めていました。

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≪初日特選≫
小原選手は警戒されて中団で押さえられ、内に詰まりましたが6番手の位置をさばいて捲くって行きました。前のあおりを受けて、外々踏む展開となり、3着。
残念ながらS級への特別昇級を逃してしまいました。

≪準決勝≫
「気持ちを切り替えて臨む」とコメント通り、小原選手が先行逃げ切っての1着。人気に応えました。

≪決勝≫
細切れ戦。小原選手は後輩の新人・吉田昌司選手(茨城・111期)に前を任せ、2番手から発進しての優勝☆ 吉田選手の気持ちと、人気に応えました☆

小原選手は、松戸バンクには練習にも時々来ているそうです。昨年の松戸記念競輪GIIIでは2勝を上げています。
来期は再びS級戦で戦います。
「1戦1戦、自然体で戦いたい!」と話す小原選手のS級復帰後の活躍にも期待します!

【S級】
今シリーズは、短期登録外国人選手たちを招いての国際競輪。
外国人選手2人もそれぞれ予選・準決勝と自力で人気に応えて2連勝で決勝進出。

左:ブフリ選手 右:トルーマン選手

≪決勝戦≫
地元勢が3名勝ち上がり、南関東勢4車で結束。外国人選手のラインVS郡司浩平選手(神奈川・99期)のラインに分かれました。単騎の2選手も動ける選手で、4:3:1:1の戦いに。
トルーマン選手(イギリス)に前を任せたブフリ選手(オランダ)が人気を集めました。

郡司選手が積極的に主導権を握り、後方からトルーマン選手が捲くって行きました。単騎の松岡健介選手(兵庫・87期)も中団から合わせて仕掛けて行きます。トルーマン選手が行けないと見るとブフリ選手が自力に転じ、捲くり合戦に。際どい勝負でしたが、連日 郡司選手にマークした地元の和田健太郎選手(千葉・87期)が最後に鋭く抜け出しての優勝☆

外に踏まされたブフリ選手は2着。和田選手につけた地元の石毛克幸選手(千葉・84期)が3着。

和田選手「ゴールした瞬間はブフリ選手か自分か分からなかったけど、お客さんが優勝だと教えてくれました(*^-^*)外国人を倒したと言うより、今日は本当にラインのお陰です。ゴール前は、脚が三角を通り越して四角に回っている感じで、決して落ち着いてはいませんでした。郡司君の気持ちに応えられて良かったです。」

「ラインのお陰」と、何度も言っていたのが印象的でした。
和田選手は、昨年8月の松戸ナイターでは捲くっての優勝☆これで松戸連覇となりました☆
2場所前の宇都宮で優勝を決め、今年の松戸サマーナイトフェスティバルGIIの権利も手に入れたということなので、松戸バンクと相性抜群の和田選手の活躍が今から楽しみです♪
そして、今回の優勝は次の日本選手権競輪GIへの大きな弾みになったに違いありません(^-^)

地元選手の今年のビッグレースでの活躍に期待しましょうo(^-^)o

寺門夏織

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