無事に第７３回日本選手権競輪が終了しました。

今回、わたしは前検日から検車場にスタンバイし、選手リポートを担当させて頂きました。

日に日に緊張感の増す検車場。

選手たちが一走、一走に全てを懸けて走る思いが毎日伝わって来ました。

たくさんの自転車が１日越すごとに少なくなり、決勝の前はほとんどの自転車がなくなる、あの光景。

優勝戦もゴールまで歓声が検車場の中まで響き渡りました。

今回、決勝戦には地元からただ一人勝ち上がった田中晴基選手。

前検日からマイチェアーを持ち込んでリラックスして過ごしていました。

とにかくこのリラックス感が他の選手達にはなく、どこかいい空気は漂っていました。
決勝戦では渡邉雄太選手をマーク、二車で積極的に攻めました。

田中選手の強烈なブロックが、深谷選手の踏み出しを止めました。
田中選手のお母様は、とにかく田中選手のレースが大好きで『きっと新聞などをクリップしてくれていると思います』と笑顔で締めくくりました。

そして、準決勝は見事な逃げ切り勝ちをおさめた清水裕友選手。

思い切り駆けたあのレースは、検車場の中もどよめき感動しました！！

清水選手も涙で目が真っ赤になりながら戻って来ました。
苦しい時にたくさんの方に助けられ、その方達の事を思い出し涙が止まらなかったそうです。

こちらも泣きそうになりました。

で、す、が、、、

この感動の涙を、ひっそり自転車の陰から見てクスクスといたずらに笑っている選手が。

古性優作選手です！笑

諏訪まゆ『ちょっと、ちょっと古性さん』
古性選手『いやぁ（笑）これ逆の立場だったら、アイツ（清水選手）も笑いますよ！』

仲良しのお二人でした。

特別選手紹介の時はまだ笑顔も見られリラックスした９名。

 
そして、決勝へと向かう緊張感が最高潮の９名。

6日間の熱い熱いレース、選手達の喜びや悔しさの表情をお伝えする貴重な時間でした。

ありがとうございました。

貴重といえば、、、

皆さんは気になっていたかと思いますが
アフロヘアの、あの方。

今回、松戸初参戦で存在感を発揮した、

長崎111期のアフロ選手といえば山崎賢人選手ですね！

別の競輪場でキャラクターの人形を乗せたと伺い、マッピーもいいですか？と聞くと快くOKして下さいました。
マッピー、良かったね。
山崎選手、ありがとうございました！

鈴木選手が楽しそうに見つめていますね。

そんな山崎選手、今回のダービーで自分のトップスピードが足りないことを痛感し、今後の目標はさらにトップスピードを上げることなのだそうです。

トップレーサーたちの熱い戦い、制して頂点に立ったのはやはり脇本雄太選手でした。
おめでとうございます！！

皆さま、連日のご来場誠にありがとうございました！

諏訪まゆ