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松戸にまつわる話

『令和初の吉井秀仁杯★大阪両者の勝利』【寺門夏織】

2019年12月14日

皆さま、こんにちは。
今年もあと2週間となりました!

先日、松戸競輪場で開催された
『日本名輪会カップ
第18回 吉井秀仁杯
フラワーラインカップ
東京中日スポーツ賞FI 』
ナイター競輪はお楽しみいただけましたか?

1

厳しい寒さの中、熱いレースが行われました!

【A級】
3分戦。人気は九州勢に集まりました。
善利裕生選手(滋賀)の主導権。中団の取り合いとなり、最終バックで善利選手にマークした原田隆選手(大阪)が番手捲くり。決勝戦でもマークした柴田祐也選手(岐阜)と2日連続ワン・ツーが決まりました。

原田選手「善利君が駆けてくれたお陰です。せっかくあそこまで頑張ってくれたので、踏みました。準決勝は弟子の谷口(友真選手・大阪)が頑張ってくれて、いいシリーズになりました。来期はS級に復帰するので、また頑張りたい!」
満面の笑みでした(*^-^*)

【S級】
細切れ戦。人気は得点トップの渡邉雄太選手(静岡)に集まりました。
残り2周で野口裕史選手(千葉)が躊躇なく主導権。3番手に植原琢也選手(埼玉)が入りましたが、内をすくって来た小原唯志選手(茨城)と取り合う展開に。外並走から植原選手が仕掛けて行き、野口選手にマークした渡邉選手と捲くり合いになりました。後方から脚を貯めていた稲川翔選手(大阪)が捲くり切っての完全優勝。

2

マークした金子貴志選手(愛知)とワン・ツーが決まりました。

稲川選手「決勝戦は金子さんがついてくれたので気合が入った中でのレースでした。ない脚を振り絞って行けるか行けないか勝負しよう!と思っていました。抜かれても仕方ない!と思って踏んだので、1着・2着が決まったことが一番嬉しい。連勝は久し振りです。自分の体とは裏腹にすごく伸びが良く、松戸は前回(6月)も優勝していて、相性が良いと言ってもらえるので、気持ちとは裏腹に感じ良く走ることができました(笑)。また名前をアピールできるように頑張ります!」

今シリーズは、A級・S級共に大阪両者の優勝☆
ゴール後に両者共に手を挙げて喜びをアピールしていたのが印象的でした。
そして、A級・S級共に、近畿・中部のワン・ツー決着でした!
S級戦で吉井カップを手にしたのは、昨年(村田雅一選手)に続いて近畿の選手となりました。

3

今年の『吉井秀仁杯』もたくさんのドラマがあり、見応えたっぷりのシリーズでした。
3日間のご観戦、ありがとうございました。

寺門夏織

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