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松戸にまつわる話

2019年最後の開催【諏訪まゆ】

2020年1月2日

皆さま、明けましておめでとうございます。

今年も千葉登録選手はじめ、競走の裏側などお届けしてまいります。どうぞ宜しくお願い致します!

 

 

さて、年末の開催も無事終了いたしました。

連日のご投票ありがとうございました。

 

チャレンジ戦では東京115期・鈴木 薫選手が優勝しました。

決勝戦では同期の武田亮選手の後ろを回るレースとなりました。

打鐘から主導権を握った武田選手の掛かりも良く、バックから捲り上げた田上選手の動きをしっかり確認して、追い込んで優勝!

 

元来の先行力を封印した決勝戦となりましたが、落ち着いて絶妙なタイミングで出て行きました。

 

初優勝はなんと「追い込み」の決まり手でした。

おめでとうございました!

 

 

そしてガールズは

静岡112期・鈴木美教選手の完全V!

 

連日、動きの鮮やかな加瀬加奈子選手が決勝戦も風を斬る中、中段から捲り上げ、外外で踏ん張りゴール前に抜け出しての力強い優勝となりました。

 

これで3場所連続V

 

捲り上げる際に、スタンディングのスタイルにはならずグングン加速する運びに場内からも歓声が飛びました。

 

男子なら特昇ですね!と声をかけると

「来年はA3班です」と真顔で答えてくれました^_^

 

そんな面白い一面もある美教選手、デビュー時から格上の選手達と互角に戦う姿が印象的でしたが

まだ25歳。

これからさらに進化するはずですよね、楽しみです!!

 

 

そして1・2班戦の優勝は

大阪113期・福永大智選手でした

 

初日は後続を大きく離す逃げ切り勝利。

決勝戦では前方の戦いを8番手でよく見てから、一気に捲り発進!!

5車身離しての優勝となりました。

上がりタイム9.8秒、本当にスピード感溢れた走りでした。

 

そんな福永選手、お話してみると

とーーーっても穏やかでやんわりした方なのです。

あんなに速く走る姿とのギャップが凄いです。

 

今年からA1でスタート。どんな一年にしたいですか?そんなに強かったら特昇ももちろん狙いますか??と伺うと

 

「いえ、それは。今のままでもしS級に行ってもなんにもならないと思うんです。もっと脚を付ける事を目的に一年過ごしたいです。ぼくはまだまだなんで、、、」

 

21歳で5車身離して優勝したら、わたしならもっと有頂天になってしまうと思います笑

 

落ち着いて今やるべき事をしっかり考えたい、と。

 

普段から本をたくさん読むそうです。

「過去のものでもトレーニングに取り入れられる方法もありますし」と研究熱心な一面も見られました。

お話し中も、ずっとニコニコしていて語り口も優しく

皆さまにもそのギャップをぜひ見て頂きたいです。

 

これからどんなトレーニング方法が自身に合うのか、それがどのようにレースで発揮されるのか、わたしも楽しみにしています!

優勝おめでとうございました!

 

 

さあ、、、ここまでは優勝選手のご紹介でしたが、

この方を忘れているわけではありません!!笑

 

 

ガールズのレースを連日盛り上げていたのは、言うまでもなく加瀬加奈子選手です!(※右側で成田選手にスプレーしています、よい子はマネしないでください、本当にスプレーしているわけではありません、成田選手とも仲良しです、ご安心ください)

 

初日、2日目の勝利者インタビューでは

 

「レースは3分でしょ?3分もがけば終わりますからね。出産はそれが何時間もですから。

『出産に比べたら屁でもない!!』ありがとうございました!」

 

この決め台詞はスタジオでもみんなで笑いました。

 

たしかに。

 

そんなママになってさらに強くなった加瀬選手ですが、優しさも溢れています。

愛娘さんが少しおしゃべりするようになったそうなのですが

「私に似て声が低いんですよ!笑」

 

加瀬選手が掃除機を掛けると一目散に飛んできて、何をするのかと言うと、、、「掃除機から出る風をずっと浴びています」

 

ま、まさか。もうママの後を継ごうと向かい風を浴びる練習では。

午前は練習、午後は育児家事で以前よりも練習時間も限定され、なおかつ育児疲れもあるのに、前より気持ちは安定しているようです。

 

素晴らしいですね!!

今回も心がギューっとなるような先行を見せて頂き、個人的にとても嬉しかったです。元気をもらいました!

 

ありがとうございました

 

 

さてさて、次回の開催はもうすぐです。

5日から開催されます。2020年最初の開催、ぜひ皆さまのご来場お待ちしております。

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