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松戸にまつわる話

『人気に応えて★東京勢W優勝』【寺門夏織】

2018年9月10日

皆さま、こんにちは。
北海道地区の大地震や、西日本地区の台風の影響はありませんでしたか?
被害にあわれた皆さまに心からお見舞い申し上げます。
この後も十分に警戒してください。

さて、松戸競輪場では8月22日~24日の3日間、『第14回サッポロビールスターカップFII』ナイター競輪が開催されました☆
連日、厳しい暑さの中でのレースとなりました。

【チャレンジ】
柿本大貴選手VS小林稜武選手VS佐山寛明選手の新人113期の同期対決!
人気は、連勝中の柿本選手が集めました。
残り2周から佐山選手が先頭へ。打鐘で叩いた小林選手の主導権。6番手から捲くった柿本選手が同期対決を制して後続を3車身離しての優勝☆

準決勝同様、マークした江崎魚彦選手と1着・2着も決まりました。
また、3着には地元の小林選手が逃げ粘りました。
新人選手それぞれが見せ場を作ったレースでした。

柿本大貴選手(東京・113期)は、ご自身でも「2日目・3日目と調子が上がっていくタイプ」と話していましたが、逃げて・捲くって・捲くって、初めての33バンクでも力を魅せ付けました。

【A級】
ラインは3つに分かれ、関東が4車結束で一番長いラインになりました。
人気は、関東ラインの先頭で戦った市川健太選手(東京・82期)。
地元の染谷幸喜選手が早めの先行。最終1コーナーで叩いて主導権を奪った市川選手が、そのまま後続を3車身離して押し切っての優勝☆
染谷選手が2着に粘り、染谷選手にマークした柴田功一郎選手が3着でした。

市川選手は、2年前6月以来のホームバンク松戸戦で、嬉しい連覇となりました。
捲くりが鋭いイメージの市川選手でしたが、今回は連日積極的な攻めと粘り脚が光っていました。

市川選手「決勝戦は4車だったので自分のラインから優勝者が出るよう、取れた位置から前々に踏んでいこうと考えていました。前に出切る競走をイメージして挑みました。準決勝で長めに(2周)踏んで1着だったので、周りにプレッシャーを与えられたと思います。いつも練習しているバンクでの優勝は格別です。そう言えば連覇でしたね。本当に嬉しいです(*^-^*) これからも一走一走頑張ります!」

いつもどおりに謙虚に穏やかに応えてくださいましたが、こんなに嬉しそうな市川選手は初めて見たような気がしました。42歳の市川選手が20代・30代の選手たちを相手に、力でねじ伏せて優勝を掴み取りました。2年前に松戸で捲くって優勝した時よりも、更にパワーアップしているような印象を受けました。

今シリーズはチャレンジ・A級共に、東京の選手たちが人気に応えての優勝という結果となりました☆

次回の松戸ナイター競輪は、9月18日~20日の『第2回オッズパーク杯FII&ガールズケイリン』です。次回もどうぞご期待ください。

寺門夏織

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