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松戸にまつわる話

『15連勝爆走中!!★スーパールーキー高橋晋也選手』【寺門夏織】

2019年9月25日

9月20日~22日の3日間に渡って松戸ナイター競輪『オッズパーク杯FII』が開催されました☆


今回は、A級1・2班戦についてお伝えします。

【A級】
3分戦。
今年デビューしたばかりで、特別昇班から2場所目の高橋晋也選手(福島115期)に連日、注目が集まりました。
A級決勝戦の時間になると、いきなり激しい雨が降り出しました!
連日主導権を握った眞杉匠選手(栃木113期)が決勝戦でも打鐘前の1センターから果敢に先行。
ライン2車となった高橋選手は8番手に下げました。
最終2コーナーから高橋選手が捲くって行き、中団から合わせて柏木伸介選手(静岡84期)も発進!
捲くり合いになりましたが、高橋選手が前団をのみ込み、後続を2車身離しての優勝☆
ゴール後はガッツポーズも飛び出しました。
今回の一番時計を出した準決勝同様、上りタイムは9秒5でした。

決勝戦の静岡勢は初日特選とは逆の並びになり、先輩の柏木選手にマークの競走だった長谷部翔選手(静岡109期)が柏木選手の動きに乗って追い込んで2着に届きました。
逃げた眞杉選手は3着に粘りました。

優勝した高橋晋也選手は、これで15連勝!

Photo_2
A級初戦となった前場所の川崎はオール7車立てだったので、今回が初めての9車での競走でしたが、連日、後ろが離れてしまうほどのスピードとダッシュ力を魅せ付けました。
前検日から、「落ち着いて自分の力を出し切れれば1着を獲れる自信がある!」と、話していました。
初めての松戸バンクでも3日間堂々と人気に応え、また得意なバンクを1つ増やしました。

高橋選手は、武田豊樹選手が高校の先輩で、自身もスピードスケートをしていたことから、競輪選手になることを意識したそうです。
競輪選手になって初めての賞金では、親に食事をご馳走したそうです。
ナショナルチームに所属し、「毎日刺激しかない!」と話す高橋選手は、今はレースを走ることがとにかく楽しいそうです。
将来の目標は、「オリンピックに出場すること」。

高橋選手「優勝できたのは皆さまの応援のお陰です。毎日、応援がパワーになって気合が入りました。初めての9車立てで最初は緊張しましたが、走っていく内に自信しかなかった!S級に向けてまだまだ強くなります!」
高橋選手の次走は、10月1日からの西武園です。A級ラストの戦いとなるでしょうか。
高橋選手は、「師匠の飯野祐太さん(福島90期)からは、『小さい競走はするな!』と言われています。来年の地元(いわき平)GIIIに師匠と一緒に出たい!」と話していて、本当に実現してくれそうな予感がします!
チャレンジ・A級では敵なしの高橋選手がS級選手との対戦ではどうなのか、将来がすごく楽しみです♪
高橋晋也選手の次走と今後の活躍に大注目です!!

寺門夏織

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