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松戸にまつわる話

圧巻の優勝!吉井秀仁杯を振り返ります【山口みのり】

2023年6月30日

皆さん、こんにちは。山口みのりです🌵

昨日までの吉井秀仁杯はお楽しみいただけましたか?ご投票いただいた方、ご来場くださった方、ありがとうございました😄

 

今回はA級、S級合同で表彰式があり、優勝した選手はともにシリーズを引っ張る自力強力な選手でしたね。

 

A級優勝  村田 瑞季 選手(京都117期)

初日特選から圧巻のスピードを見せていた村田選手。決勝は西日本ラインが先行で勝ち上がってきた2人が並ぶということで、出られては厳しそう……。

 

でも吉井さんは「村田選手は前を取って、仕掛けてきたら飛びつきもできるよ」と解説。見事その通りの展開になりました。

ただそこで一気に仕掛けたのが、②遠藤勝弥選手(静岡109期)

最終BSではまだまだ前は遠いですが、ここからぐんぐん加速し、前を捕らえて1着👏連携した⑦小谷実選手(京都93期)も追いかけワンツーが決まりました!

来期はS級とのことで「S級に相応しい走りをしたいです」とお話されていました。おめでとうございます✨

 

S級優勝  松井 宏佑 選手(神奈川113期)

2日目と同様のつっぱり先行!インタビューでは苦しい表情を見せて、いかにレースが激しいものだったかが感じられます。

 

2日目、私は夕刊フジのコラムで松井選手を注目しました。準決勝の相手は若手自力型の松本秀之介選手(熊本117期)と小畑勝広選手(茨城115期)

二人は初日に対戦しました。小畑選手は先行し2着に粘り、それを捲ったのが松本選手と、お互いが強いレースを見せたのです。そこに松井選手が加わったので、もし松井選手が後方になるようでしたら松戸の荒れるパターンです。

ところがレースは、松井選手が前受けから全部つっぱって誰も出させない圧巻のレースを見せてくれました🤩

「なんか、後方になったら、、、とか考えてすいませんでした!」

とジャンピング土下座をしたいくらい素晴らしいレース!しかもラインで上位独占です。完璧です。

しかも上がりタイムも9.3秒!私はタイムのことはあまりわかりませんが、吉井さん曰く「けたたましい強さ!(たまに出る最上級に強さをあらわす言葉です)」とのこと。

決勝インタビューでも、別線の選手がその強さをおそれていましたし、実際のレースでも全部つっぱりきって、しかも押し切る圧巻のレースを見せてくれました。

 

 

前走、高松宮記念杯競輪では決勝に進んだものの、先行ができなかったことに対して師匠から「強いレースを見せてこい」とアドバイスがあったそうです。

それがあり、今回は3日間先行で戦おうと決めていたそう。初日は先行一車でしたが、準決勝、決勝は相手も強力な中、誰も出させないレースは素晴らしかったです。おめでとうございます✨

 

 

最終日スタジオゲストには、小林 莉子 選手(東京102期)に来ていただきました。

前走はG1パールカップ。決勝での落車は残念でしたが笑顔を見せてくれました。今は次走のガールズケイリンフェスティバルへ向けてリハビリ中だそうです。

パールカップの次のG1は松戸の『オールガールズクラシック』です。小林選手は賞金上位のためおそらく出場できるだろうということで、実際の勝ち上がりを想定してお話を伺いました。パールカップでも感じたそうですが、予選→準決勝→決勝というトーナメントだと「初日から失敗できない」というプレッシャーもあるそうです。松戸は特選であるティアラカップが設けられているので、より厳しい勝ち上がりです。

またG1の雰囲気は、普段のビッグレースとも違ってよりピリピリしたものだったようです。ガールズのG1も男子のように【特別】と呼ばれるものになりそうだなと感じました。

 

さて今回の吉井杯を振り返ってきましたが、冠である吉井秀仁さんの様子はいつもと変わらず😊車券予想が大好きな吉井さんでした。

予想に夢中になりすぎて「並びはご覧の通りです」と冒頭でまるなげ解説をされた時は、思わず厳しく突っ込んでしまいましたが笑 そんなツッコミも笑ってくれる吉井さん。

 

私も楽しく車券を買って、一緒に喜び一緒に悔しがる時間を共有できました。それをきっとお客様も感じているのかなと思いました。

3日間、ありがとうございました!

 

山口みのり

 

 

 

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