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松戸にまつわる話

第109回 松戸にまつわる話【寺門夏織】

2015年12月28日

今年最後の松戸競輪『第16回 松戸七福神杯FII』が終了しました。

【チャレンジ】
決勝戦は、全員動ける選手が勝ち上がり、ナント5名が単騎戦。
松戸初参戦のルーキー大矢崇弘選手(東京・107期)が連日力強く押し切って人気に応えての完全V☆☆☆

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7月にデビューして、今年の後半だけで6回の優勝☆
レース後に感想を伺うと
大矢選手「久し振りに優勝できて嬉しかった(*^-^*)来年に繋がりました」
ホッとしたような表情でした。
11月にも完全優勝していて、それからは2連勝で勝ち上がっても優勝はなかったので、大矢選手にとっては「久し振り」「やっと」の優勝だったようです。
大矢選手は大学までずっと野球に取り組み、早稲田大学を中退して競輪選手を目指し、競輪学校一発合格という珍しい経歴の持ち主。
師匠の飯田義広さん(44期・引退)には「積極的に行け!」とアドバイスされているそうですが、その通りに今回も早めに動いていました。普段は、西武園競輪場に来る選手たちと練習したり、街道でも乗り込んでいるそうです。
これからの活躍が楽しみです!

【A級】
南関東VS関東の2分戦。
目標不在で単騎で戦った小笠原昭太選手(青森・76期)が中団から内に切り込み、まずは主導権を握った関東ラインの4番手の位置を確保。2番手から西村行貴選手も発進しましたが、1つずつ番手を上げていった小笠原選手が空いた内から抜け出しての優勝☆

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スタジオで吉井さんが予想された通りの展開になったので、小笠原選手に中継を見ていたのか聞いてみました。
小笠原選手「今日は流れを見て行けるところからという作戦でしたが、あのレース展開は自分で読んでいました。レース前に(坂本)周作にも話していたんですよ。本当は周作が勝ち上がって青森でラインが組めたら一番良かったけど。単騎の優勝は記憶にないけど、自信になります(*^-^*) 今年はA級に落ちてしまったけど、来年は特選スタートになりそうなので、S級の点数を取れるようにまた頑張ります!」
年末に今年2度目の優勝を単騎で決め、来年への手応えを感じている様子でした。

松戸競輪の次開催は、1月9日~11日の『FIスパーク33チャンピオンシップ』です。
新年にふさわしい豪華メンバーで争われますし、ガールズケイリンも行われます!
場内イベント・ファンサービスも盛りだくさんですよ。
土・日・祝日の開催なので、是非ご家族そろって本場でお楽しみください。
来年も松戸競輪をよろしくお願いします。

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