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松戸にまつわる話

114期のW優勝【木三原さくら】

2022年10月30日

 

競輪に携わっていると時々こんな話になります。

「何期?」

期と言えば選手が競輪選手養成所(旧競輪学校)をいつ卒業したか分かるものです。

競輪選手じゃない、金網の外側で働く私たちもいつから競輪界で働くようになったかを話すときに選手の期を借りて会話したりするのです。

私は2013年デビューなので103期104期の選手が同期となるのですが、今になって改めて「あ、この選手同期なんだ」なんて思うこともあります。

右も左も分からない頃だったので、当時の新人選手たちの印象が強く残っているわけではなく、新人選手について印象が残るようになったのはもっと後なのが正直なところ。

私は107期の選手あたりから、ルーキーの頃の記憶がある感じです。

そこからは新人選手のゲスト出演や取材で会う機会も増え、思い入れはどんどんと深くなっていきました。

みんな弟や妹のように思えて、応援せずにはいられません。

 

そんな中でとりわけ印象深いのは113期、114期の選手たち。

今回松戸を走った日野未来選手が在校時代に競輪学校を取材させてもらい、選手になる前から名前を覚えている方もいました。

その一人が佐藤水菜選手でした。

250のタイム測定を見学した時にそのタイムが速くてチェックを入れ、その後日野選手と佐藤選手のことを話したりして仲良しと聞きよく覚えていました。

 

つい前置きが長くなってしまいました(苦笑)。

 

そんな二人が今回の松戸ミッドガールズWトーナメントを優勝。

めちゃめちゃ感慨深かったです。

二人ともまだ新人の頃松戸を走って悔しい思いをしたのも覚えてます。

たくさんの練習と経験を積んでその頃より何倍も強くなって、そして2人での優勝が見られたなんて!

Wトーナメント最高!

 

開催が終わって、帰る前の二人に少しだけ会うことができました。

そしたら深夜にも関わらずのハイテンションで、いつものみいちゃんとみなちゃんでした。

バンクの中での強さとかっこよさと、オフのかわいらしさのギャップが激しい(笑)。

なかなか公式の場では選手と取材する立場で、真面目な話をすることが多くなってしまいますが、昔みたいにケラケラ笑って話をして、優勝おめでとうとお疲れさまと伝えられて嬉しかったです。

 

久しぶりの再会で、色々と積もる話もできた様子でした。

一緒にバンクに立てば敵同士になりますが、自転車を降りれば色んな悩みや相談を打ち明けたりできるそんな関係って素敵ですよね。

同じ夢に向かって生活を共にしてきた『同期』という存在は類を見ない特別な存在だなと二人を見ていて思いました。

 

次に二人が再開するのは11月の競輪祭。

その時は同じグループAで戦うこととなります。

 

ガールズケイリングランプリを目指し、熱い戦いを見せてほしいですね!

 

 

優勝おめでとう💕

 

 

 

🌸

 

 

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