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松戸にまつわる話

第133回 松戸にまつわる話【諏訪まゆ】

2016年3月14日

~密着取材 その2~

前回からの続きです(^-^)
地元選手の日常をお届けしてまいります!

さぁ、前回は朝の「街道もがき」を取材しましたが…その流れで、まさかの展開です。

冬季移動中の金野俊秋選手(岩手 92期)と地元千葉の齋藤宗徳選手(100期)が、お互いの自転車について話していました。

金野「まだ行かなくていい!流したい!って思うのに、この子(自転車)はよく進むから、どんどん前に行ってしまう」

齋藤「気に入ってるけど、重くて踏み直せない…」

……??

まさかっ!!

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まさか、とバンクへ!

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齋藤「これ!いい!!」
金野「これ、悪くない!」

そこで部品を交換して、セッティング。

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さらに試乗を繰り返すこと1時間。

なんと、慎重派の齋藤選手がすでに次の場所に向けて本格的に調整を始めた様子(笑)

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「こうゆう感じ、前に使っていたのに似てる」と期待をしながら組み立てる齋藤選手に

「言っとくけど、この子は止まんないよ!」
と自慢気な金野選手。

最終的にお互いにセッティングを出し、感じもかなり良い様子です。

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そして14日から参加する豊橋へ向けて、自転車を車に積んだ齋藤選手。

まるで娘を嫁に出す父のように、それを見守る金野選手の目にはうっすらと光るものが…

複雑な笑顔ってこうゆう事なんですね(笑)

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「頼むから、、大切にしてくれよ。いい奴なんだよ。本当に。」

時々、検車場で見かける光景ではあるものの。なんだかジーンと来ました。

勝つために、ありとあらゆる可能性を試す。常に前に進んで行きたい。
そんな選手たちの走りに、これからもどうぞご期待ください。

そして…
娘を嫁に出したかのような金野選手は、どんな心境でいま、齋藤選手と愛車のレースを見守っているのでしょうか。

今度、伺ってみます…。

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