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松戸にまつわる話

『松戸競輪★2017年を締めくくってくれた選手たち』【寺門夏織】

2017年12月26日

みなさま、こんにちは。
楽しいクリスマスを過ごされましたか?
先日、松戸競輪場で行われたファンタジーナイトレースFII『第17回ラストナイター・夕刊フジ杯』は、クリスマス直前ということで、スタジオにはサンタさんが♪

解説の吉井さんは、ノリノリで予想をして下さいました(≧▽≦)

今シリーズは、連日快晴でした!
【チャレンジ】
高橋由記選手以外は、全員機動力型。
ラインは、藤原俊太郎選手VS猪野泰介選手の2つに別れ、更に染谷幸喜選手・横内裕人選手は単騎。この4名は新人111期ということで、同期対決!!
10月の松戸戦では力を発揮することができなかった猪野選手が今回は連日主導権!
決勝戦も準決勝同様、別地区の前でしたが、積極的に主導権を握りました。
別ラインと単騎の選手たちの同期の捲くり合いとなりましたが、結局、ライン3番手から抜け出した高橋由記選手(群馬・88期)の優勝☆
高橋選手は2003年にデビューして以来、14年目・38歳での初優勝となりました!
これで松戸は大好きなバンクになりましたね♪

【ガールズ】
大久保花梨選手(福岡・112期)の完全優勝☆

前検日には
大久保選手「久留米のバンクで重たいギアで練習しています。前場所の川崎ではグランプリレーサーの梶田さんとの捲くり合いを制して優勝できたので、自信になりました。松戸は、前回デビュー戦の決勝戦で失格してしまい、お客様に迷惑を掛けてしまったので、ここで成長した姿を見てもらえるように頑張りたい!」
と、意気込みを聞かせて下さいました。

予選は2日間逃げ切って後続を離して人気に応えました。
2日目に二十歳のお誕生日を迎えました。

決勝戦は、中村由香里選手の先行を最終2コーナー前で仕掛け、3コーナーで捲くり切って、後続を4車身離しての優勝☆
バースデーシリーズを完全優勝で決め、これで6連勝となりました!
大久保選手「由香里さんが先に行ったので先行できませんでしたが、落ち着いて構えました。全然余裕ではないですよ。踏んだ時、なんだかモコモコしていて、ギリギリ捕らえることができました。“1チャンスあるかな“と考えていましたが、今年はデビュー戦でここで失格してしまったので、今年最後に松戸でリベンジすることができ、お客様にお詫びができて良かったです。次もしっかり自分の力を出し切るレースをしたい!」

ずっと松戸のデビュー戦での失格を気にしてくれていたことが印象的でした。
二十歳になられたばかり!まだまだこれからが楽しみですね♪
これで松戸バンクのイメージを塗り替えられたと思うので、来年以降の大久保選手の参戦に期待します!

【A級】
ラインは神奈川VS北日本の2つに分かれ、二藤元太選手と神山尚選手の動ける2人はそれぞれ単騎。人気は北日本勢に集まりました。
神奈川ラインの先頭を任された志佐明選手が早めに仕掛け、打鐘の2センターで坂本周作選手を叩き切って主導権。坂本選手も中団から捲くって行きましたが、志佐選手にマークした渡辺福太郎選手(神奈川・103期)が追い込んでの優勝☆

左:渡辺福太郎選手 右:志佐明選手

渡辺選手「志佐君が強くて、追い掛けるのが精一杯でしたが、何とか気持ちに応えよう!と力を振り絞って追い込みました。神奈川の先輩(ラインを固めた佐藤有輝選手)と後輩のお陰で優勝することができました。今度は自分が前で頑張りたい!」
渡辺選手は今年の初優勝となりました☆

志佐選手「気持ちがいいレースができました。2着に粘ることができたのも嬉しい。」
4場所前の松戸でA級初優勝を決めた時は、捲くって後続が離れてしまい、ラインで決まらず、レース後に申し訳なさそうにしていましたが、今回は渡辺選手とワン・ツーが決まり、満面の笑顔でした(*^-^*)

チャレンジレースとA級戦は⑥番車の決着となった今年の締めくくりでした。
今年も一年、松戸競輪にご来場・ご投票いただきまして、ありがとうございました。

お陰様で、今年も楽しく中継をさせていただきました。

松戸競輪の次開催は、
1月26日(金)~28日(日)のFII戦です。
次回もガールズケイリンが行われます。
次回は、お昼の開催なので、ご注意ください!

それでは、皆さま良いお年を~(‘-^*)/

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