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松戸にまつわる話

第35回 松戸にまつわる話【諏訪まゆ】

2015年3月15日

第7回 松戸トータリゼータ杯 FII

昨日で開催を終えました。お楽しみいただけましたでしょうか??

今回出場した選手の中から、諏訪まゆチョイスでピックアップしてリポートいたします(^-^)

小野寺悠太選手

ではまずは、福島97期 小野寺悠太選手です。

小野寺選手、今回は9.9.8という苦い開催になりました。
そんな小野寺選手にあえてお話を伺ってみました。

「こんな成績より下はもうないでしょう?9着の下、あります?」

なにか自分なりの理由があったのでしょうか?

「いや、自分の力が、脚がないだけです。」

潔く自己分析をする小野寺選手。
コンディション面においては、首ヘルニアの手術をして手の痺れは改善された、ということです。

ですが、直近の成績、焦るのでは?

「いまは焦らず、しっかり土台を作って師匠と同じレースで走る事が目標です。」

小野寺選手は落ち着き感があり、動じないところが魅力なのだなと感じました。

自転車の「作り方」については特にこだわらないという珍しい一面も。

しかし最終日の直後、同県の坂口卓士選手からセッティングや身体の使い方について細かいアドバイスをしてもらい
なにか一念発起した様子。

サドルを4ミリ上げ、鼻を4ミリ上げ、後ろにちょっと下げ、ハンドルのポストを上げ、角度を変え…

気の遠くなる作業を競走直後に始めました。

今後のレースに向けて、セッティングにも目を向けるきっかけを掴んだ開催になったようです。

そんな小野寺選手の唯一のこだわり。
フレームには愛息子の名前が刻まれています。

刻まれた名前を見て「よし、頑張ろう」と思う
「若きお父さんレーサー」の今後の競走に期待します。

坂口卓士選手

続いては、同じく福島88期 坂口卓士選手。

爽やか!!

ウォーミングアップのギリギリまで、後輩の小野寺選手のセッティングをアドバイスしていた優しい、優しい、そして強い坂口選手。

決勝ではライン3番手で援護。
前を走る森田選手の動きに合わせ、内を閉めたり踏んだり…

最後はインコースを選択し、3着入線です。

終わって一言。

「(3番手の)仕事していてヨカッター!!!」

また爽やかで豪快な競走が楽しみです!

検車場で見せる選手たちの素顔、少し伝わりましたか?

以上、検車場からお届けしました♪

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