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松戸にまつわる話

第96回 松戸にまつわる話【寺門夏織】

2015年10月29日

皆さん、こんにちは。寺門夏織です。

『ファンタジーナイトレースFII・第8回松戸市観光協会杯』を制したのは、
スーパールーキー・吉田拓矢選手(茨城・107期)☆

Pic01

逃げて、捲くって、捲くって、連日後続を離して人気に応えての完全V☆☆☆
大差で勝った2日目のレース後に「全く息が切れていないので、今からもう1レース走れそうですね」と声を掛けると、笑顔で否定はしませんでした。
決勝戦のゴール後はガッツポーズ!!
A級1・2班戦でも9連勝!107期から1番乗りでS級特進を決めました!

吉田選手「最終バックで『出切れる!』と思ったので、そこで優勝を確信しました。
明日から伊東で走る同じ茨城の鈴木竜二もS級特進が懸かっていて、『次はS級のパンツを履いて会おう!』と約束していたので、これで約束が果たせます。これから2人で競輪界を盛り上げて行きたい!A級では勝ちにこだわるカマシ・捲くりが多かったけど、S級に上がったら、茨城の武田豊樹さんを引っ張れるような選手になれるように頑張りたい!」

連日、対戦相手や吉田選手とラインを組んだ選手達からは
「強すぎる!」「脚が違う!」「頼むから早く上がってくれ!」
という声が聞こえてきました!!

表彰式が終わって、落ち着いたところで改めてお話を伺いました。

Pic02

報道陣に賞金袋の中味や明細まで見せてしまうサービス精神旺盛な吉田選手

吉田選手「3日間、逃げ出したくなるくらいのプレッシャーだったので、ホッとして肩の荷が降りたというのが率直な気持ちです。もちろん、嬉しさもあります(*^_^*)
明日からS級選手の仲間入りを果たす実感はないけど、今から練習仲間の先輩たちとお祝いに行くので、段々実感が沸いてくると思います。20歳になったけど、今日は車で来たので飲めませんが。早く車の中で1人になって喜びを噛み締めたいです。
明日早速、赤いS級パンツを買いに行きます(#^.^#)
今回の賞金は、まず母親にカバンを買ってあげる約束をしているので、いいカバンを買ってあげたい!
S級選手になったらお客さんの期待に応えられるような走りをして、グランプリに出られるように頑張ります!」

自信に溢れた表情や言葉だけではなく、連日圧倒的な強い競走を魅せてくれました☆
将来がとても楽しみです♪
松戸競輪場にも早くS級選手として帰って来てもらいたいですね。

チャレンジ戦は、先行した同期の志佐明選手にマークした加藤健一選手が追い込んで嬉しい初優勝☆
逃げた志佐選手も2着に粘り、神奈川の新人選手の1着・2着が決まりました。

107回生の強さを目の当たりにしたシリーズでした!!

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