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松戸にまつわる話

『A級初優勝☆志佐明選手』【寺門夏織】

2017年10月31日

みなさま、『第11回チャリロト松戸杯』はお楽しみいただけましたでしょうか?

初日は良いお天気でしたが、2日目・最終日は台風の接近に伴い、大雨の中でのレースとなりました。

立川競輪FIIで行われたチャレンジレースの“リベンジマッチ”ということで、『立川と同じ出目を買ってみました!』という企画を行い、松戸でも同じ出目で3連単車券を購入し続けてみましたが、結局、3日間同じ出目での結果は1つもありませんでした(@_@)!

 

そして、A級1・2班戦の優勝は、志佐明選手(神奈川・107期)でした☆

 

【前検日】

志佐選手「33バンクは久々なので、早く感覚を掴みたい!初日から地元選手と連係かと思っていました。地元選手を盛り上げられるように、南関東地区なので自分ももちろん頑張りたい!」

と、意気込みを聞かせてくださいました。

 

【初日特選】

人気を集め、打鐘前から高橋幸司選手と踏み合い、叩き切っての2着。

志佐選手「高橋選手に踏み勝てたのは自信になりました。」

 

最後までしぶとく抵抗しましたが叩かれてしまった高橋選手は・・・

高橋選手「イケメンの志佐君に踏み負けてしまったら、勝てるところがない(>_<)」

と、すごく悔しそうに遅くまでローラーに乗っていました。

 

志佐選手にマークした久保将史選手はそれを聞き・・・

久保選手「大丈夫!高橋さんは誰にも負けていないモノを持っていますよ!」

高橋選手「えっ?!どこですか(*^-^*)?」

久保選手「天然ブリは誰にも負けていません!」

高橋選手「天然?ブリ??それはブリを誉める時の言葉では?」

早速、天然振りを発揮していました(^_^;)

 

【準決勝】

細切れ戦。志佐選手が最終ホームで古川貴之選手を叩いて主導権。そのまま押し切っての1着。マークした久保選手と人気に応えての1着・2着も決まり、3着以降を大きく離しました。

 

連携した久保選手は

久保選手「志佐君は強い!最後は余裕で追い抜こうとしたら踏み直されてびっくりした!」

志佐選手「決勝戦も初日みたいな(踏み合いの)展開になるかも知れないけど、覚悟して南関ラインから優勝者を出せるように頑張りたい!」

 

【決勝戦】

激しい雨。

ラインは2:3:4に分かれ、志佐選手のラインが4車と一番長くなりました。

小林申太選手の先行を一気に捲くった志佐選手がそのまま後続を7車身離しての優勝☆

2着は逃げた小林選手。3着は西日本から唯一勝ち上がり、連日差し脚が光った吉良勝信選手でした。

 

強い志佐選手ですが、意外にもA級1・2班戦は初優勝☆

しかし、レース後はとても気まずい表情をしていたのが印象的でした。

 

志佐選手「前からの動きになり、横の2人も居て我慢できず、切るのに待つ勇気がなかった。ラインで決まらず申し訳ない気持ちでいっぱいです(>_<)」

 

~A級初優勝が決まり、次の目標は?~

志佐選手「優勝したので、これから警戒されてしまうかもしれないけど、自分らしい走りをしていきたいです。」

 

~A級初優勝は誰に報告したいですか?~

志佐選手「師匠の勝瀬卓也さんに『お待たせしました』と、連絡したいです。“一門全員でS級で戦う!”というスローガンを掲げているのに、自分が足を引っ張っているので。」

 

~松戸のファンの皆さまにメッセージ~

志佐選手「12月にまた松戸を走るので、応援してください。」

 

この後も志佐選手の活躍に期待しましょうo(^-^)o

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