第59回オールスター競輪

皆様、連日のご来場、ご声援、本当にありがとうございました。会場内も非常に盛り上がり、スタッフ一同感謝しております。

栄えある優勝は岩津裕介選手
準優勝は稲垣裕之選手

そして3着入賞は

地元千葉、中村浩士選手でした！！

今年、支部長としての任務を抱えながら参加した今大会。
本当に忙しそうで、つい「練習時間はどうしているんですか？？」と伺ってしまったほど。

そんな多忙極める状況でしっかりと照準を合わせ、仕上げてきた中村選手。

さすがです。

合宿の時に「中村選手が考える〝競輪の面白さ〟って何ですか？」と質問したところ

「お客様には推理小説、私には想像を遥かに超えたドラマです！！」
こんな答えが返って来ました。

「競輪ていうのは予想じゃなくて、推理だから面白いんだと思います。人間関係や脚質、ライン。頭の中で推理するから、結末を考える。
僕らもその結末は分からないし、思っていたのとは違ったりするんです」

決勝戦では、まさかの単騎。

千葉勢も南関勢もいませんでした。

それが最初の推理でしたね(^-^)
まさに、想像を遥かに超えたドラマとなりました。

前夜にお話しした際、「一人で走る」と言った中村選手の表情はある種、晴れやかなものでした。

仲間たちが書いてくれた応援メッセージボード

発走前、静かな心でそれに目を向けていました。

長年の勘や経験、そしてしなやかな走りで見事！表彰台に上がる3着入線。

バンクのそばで観戦していた地元勢からは拍手と歓声が湧き上がりました。

「すごく楽しく走れた」と振り返り、笑顔の終幕となりました。
中村選手、本当にお疲れ様でした。

そして今大会、地元も大活躍！！

田中晴基選手
近況、５場所中、３場所落車で身体はかなり辛そうでした。直前まで体調に不安を抱えていましたが、しっかりと休養して短期間でコンディションを整えるのはさすがです。

今回の目標は

「全力」全力で勝ち星を挙げました。

そして最近、ますます鋭くなってきた

和田健太郎選手。肉体改造を始めてなんと8キロ絞りました。直線での差し脚が魅力の和田選手。
松戸の短い直線を見事なまでに伸びました。

レースが終わってからの和田選手。もう一仕事と、ヘルメットに他の選手からサインを戴くべく、落車の痛みに耐えながらサインをお願いしていました。
「選手会のイベントで」と地元を盛りあげるために頑張っていました。

そんな和田選手の今大会の目標は

「地元で一勝」有言実行となりました！

さらにもう一人


小埜正義選手です。
２場所前にアクシデントに見舞われ、身体の痛みも残る中での参加となりました。

自力が魅力の小埜選手。しかし今大会は番手でのレースで苦戦しました。

そんな中で、最終日は気迫の追い込み！！
あの距離を左右器用にすり抜けながら、踏み込んだ一歩の前進力、破壊力は圧倒的でした。

「オレはここからがスタート！」

今年の後半戦、ここからがスタート！がんばってください！

地元を盛りあげようと、連日の地元選手の気迫の走りは熱いものが込み上げて来ました。

ファンの皆様、ご声援誠にありがとうございました。引き続き、熱いエールをよろしくおねがいいたします。