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松戸にまつわる話

☆千葉オールスター☆①中村浩士選手、和田健太郎選手【山口みのり】

2018年8月24日

皆さん、こんにちは。山口みのりです。

先日までいわき平競輪場で行われていた『第61回オールスター競輪』。
千葉勢は、男子選手9名、女子選手1名、合計10名が参加でした(‘◇’)ゞ

遅くなりましたが……、私も検車場で取材が出来ましたので、コラムをご覧の皆さんにもリポートしますね。
長くなりそうなので、何回かに分けてお送りします。

まずは決勝戦まで進んだ、支部長・中村 浩士選手!

松戸でのサマーナイトフェスティバルから、松戸記念、そしてこのオールスター競輪と、大きなレースが続いていた中村選手。
サマーナイトフェスティバルでも決勝戦、そして松戸記念は決勝2着と、近況手応えも感じていらっしゃるようでした。

このオールスター競輪は、初日の特別選抜予選で6着。
2走目は二次予選となりました。このレースは神奈川・郡司浩平選手の番手。郡司選手が捲りきれなかったところをコースを探し、いわき平の長い直線を伸びて1着!
そして迎える準決勝は、地元宮城の菅田壱道選手の番手へ。後ろ3番手には和田健太郎選手もかためます。

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連日強さを見せた脇本雄太選手がカマシ、そこを菅田選手が捲れるか…というところでしたが牽制にあい、中村選手はここもインコース伸びて2着と決勝戦への切符を自ら掴みました。
準決勝後には、「連日前の選手が頑張ってくれているおかげで自分は決勝に乗れました。でも自分としても調子が上がっているのは事実ですね。」といつものように穏やかに話してくれました。

3番手をかためた和田健太郎選手は、「浩士さんがあの展開で2着なら、自分は最低3着にはいなくてはいけなかったですね。菅田くんが牽制された時、自分も少しあおりを受けてしまって、ちょっとスピードが緩んで浩士さんにピッタリついていけなかった。それが敗因でした。」と悔しそうに話してくれました。

中村選手は決勝は地元・福島の渡邉一成選手の番手でしたが、5着で戦いを終えました。帰路につく時にも、ビシっとスーツで帰られたのは、やっぱり支部長だなぁと思いました。

その中村選手、今は野球のイチロー選手がしている『初動負荷トレーニング』を取り入れているようです。
「自分はもっと効率よく筋肉を使えると思っています。筋肉をウェイトトレーニングなどで増量するのではなく、今ある筋肉を100%引き出せればもっと楽に走れるはずなんですよね。」と話します。

GIの舞台では、トップ選手が集まります。
そこで新たな知識を仕入れ、また他の地区の選手とも情報交換をするのが楽しみと笑う中村選手。
「トップ選手ほど、自分が勝つためにやっているトレーニングを教えてくれますよ。だから僕も、僕のところに話を聞きに来てくれた選手には惜しみなく伝えます。みんなで強くなれればいいですよね。」

支部長の戦いは、まだまだ続きます!

山口みのり

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