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松戸にまつわる話

競輪選手、もう1つの顔【諏訪まゆ】

2018年3月29日

あちこちで満開の桜を目にするこの季節、卒業、入学、就職、、、何かを始める人も多いのではないでしょうか??
さて今回のまつわる話ですが、競輪選手ともう1つの顔をこの春からスタートする方をご紹介します!

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千葉68期 石井 孝選手です

石井選手にお話を伺いました。
Q・まず、競輪以外の仕事をするということですが、どんな仕事ですか?

「柔道整復師の免許を2年前に取得し、この春から『いしい整骨院』を開業します!」

Q・レースにも参加していますし、全国あちこち行かれますが、二足のわらじは大変ではないですか?

「年齢が若くないのでレースは大変ですが、レース参加中に選手の身体を触らせてもらって、勉強も出来るのでいい時間だと思います」

Q・参加中も勉強なんて、スゴイですね!勉強をしていく中で、選手としてプラスになった事はどんな事ですか?

「筋肉の動きを知ることによって、身体の動き(連動性)のイメージが出来るようになりました」

Q・それは最高な学習環境ですね。今後どんな方を対象に、どんな治療をしていきたいですか?

「自分もスポーツにかかわっているので、スポーツをしている学生、子供にケガの治療と同時にトレーニングのアドバイスなどもしていきたいです」

Q・現役27年、その中で悩んだり研究したことが今、形になって来ているのですね!
これから体を作る青少年たちに、実体験からのアドバイスはとてもリアリティーがあり、為になりますね。
そして、もちろん選手としてままだまだ活躍されます。レースの内容で変えていきたい事はありますか?

「大ギヤのレースになってから、自力が出せなくなったので捲りぐらいは出せるようにしたいなー(笑)」

Q・おぉ!!楽しみです!そして気になる整骨院のオープンは?

「日程は未定ですが、4月中には本格的に始めていくつもりです!」

Q・最後に、「競輪選手として」また「新しい世界に踏み出す人」として、全国の皆様へメッセージをお願いします!!

「どんな仕事でも自分のやりたい事が出来れば、厳しい環境であっても頑張れると思います」

石井選手、とてもパワー溢れるコメントありがとうございます。

石井選手は昨年10月、松戸競輪場で完全優勝を飾り、また先月補充で走った際も、最後の最後に直線をスーーーっと伸び、差し切り1着。
身体のこと、筋肉の事を勉強している時期にもお話させて頂きましたが、実際の自身のレースで色々試していました。

身体の使い方と筋肉の連動。
現役選手だからこそ、現役の時に知っておきたい!という事もあると思います。

そして「捲り」が出る事をわたしはとても期待しています!!
目標のないレースの時に、石井選手がどんな動きをするのか、とても楽しみです。

以前、整骨の勉強をしている石井選手がよく口にしていたのは「スポーツをしている高校生や学生のコンディショニングをしてあげたい」という事でした。
アスリートにとって「怪我はつきもの」ではなく、怪我をしてしまった体を元どおりに戻せたらいいですね。

そんな願いも込めた「いしい整骨院」がいよいよオープン!!
石井選手ご本人と、若いアスリートの皆さんの競技成績が右肩上がりになる事を楽しみにしています!!

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石井選手、ありがとうございました。

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