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松戸にまつわる話

圧巻のレース【諏訪まゆ】

2019年4月12日

第6回ニコ生チャリチャンカップF1シリーズが終了しました。

今回、やはり注目はこの2人でしたね!

左・Matthew Glaetzer(マシュー グレイツァー)選手
右・Stefan Botticher(シュテファン ボティシャー)選手

グレイツァー選手は初日、打鐘先行で後続を7車身離して場内をどよめかせました。
マークしていた伊勢崎選手も、ゴール前詰め寄り初日からドキドキのレースを見せてくれました。

ボティシャー選手も、初日は4車身、2日目は5車身離す見事なレース。

解説の吉井さんのボード解説は、シュッ!とマグネットが一度動いて終わり、、、という(笑)

そんな2人が決勝で並び、一体誰が後ろへ?と思ったら

大森慶一選手(北海道・88期)でした。

途中まで付いて行った大森選手
「バイク誘導みたいなんだけど、もう上がらない(スピード)だろうと思ってコーナー入ったらそこで加速して(笑)嘘だろー!って浮いてしまって、もう、、、」と笑いながら2人の3番手の大変さを語ってくれました。

そんな大森選手の話を聞いた後、何やら2人の方々が納得しあった様子で話していました。

3着入線の佐藤慎太郎選手(福島・78期)が和田圭選手(宮城・92期)と

「俺達は『大森だけには負けたらダメだ』と話していたから、良かった(笑)」となぜか大森選手をライバル視して今開催に臨んだようで

二人で顔を見合わせて「良かったな!」と笑っていました
(その後ろを大森選手は笑って通り過ぎました、ご安心ください、3人はとても仲が良いです)

どの選手にとっても、外国選手の強さはケタ違いなようです。

決勝は見事、シュテファン ボティシャー選手がグレイツァー選手を交わして優勝!!

一度脱いだユニフォームを、再度着直してカメラにポーズを決めてくださる優しさ。

そんなボティシャー選手、小田原のバンクレコードを出した時を回想して今回ギヤを上げて来ました。

高速でロングライドが得意なグレイツァー選手の番手から、上げたギヤで小回りバンクを走ったら

どこかへ飛んで行きそうですね、と伺うと

あながち間違いでもないような笑顔を見せてくれました。

それにしても、最後の佐藤慎太郎選手の差し込みは鳥肌が立ちました。
本当に最後まで目が離せない決勝戦でしたね!

検車場では、日本選手との記念撮影などにお二人とも笑顔で応えていたのが印象的でした。
どんなに忙しくても、やる事があっても、必ず手を止めてとびきりの笑顔をカメラに向けてくださいます。

決勝戦が終わり、誰もいなくなった検車場ではお二人が汗もそのままに自転車などの荷造りしていましたので
わたしは後ろでその様子を見させて頂きました。

とにかく丁寧に丁寧を重ねたような、美しい片付け方。
自転車以外の物も、とても大切にしまっていました。通訳の方と話をしながら見ていたのですが、2人は特に丁寧なんだそうです。

きっと自転車も喜んでいますね。

グレイツァー選手がキャリーの中に入っている姿がなんとも言えません。

ここから、全国各地を回るお二人。ぜひ一度はライブで圧巻のレースをご覧ください!

ガールズケイリン、A級優勝選手のコラムは次回お届け致します。

すこしお待ちください^_^

諏訪まゆでした

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