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松戸にまつわる話

第12回 松戸にまつわる話【寺門夏織】

2015年1月2日

明けましておめでとうございます。
寺門夏織です。
昨年も大変お世話になりました。
2015年が皆さまにとって素敵な年になりますように。
今年も松戸競輪共々、よろしくお願致します。



松戸競輪場では、大晦日まで『第15回松戸七福神杯FⅡ』が開催されていました。



A級戦を優勝して、松戸競輪の2014年を締めくくってくれたのは、地元の齋藤宗徳選手(千葉・100期)☆




【予選】最高気温4度という厳しい寒さの中、2周先行!押し切り、マークした三上佳孝選手(千葉・88期)と地元ワン・ツーで人気に応えました。


齋藤選手「レース前にオッズを見て緊張しました。本当は、注目されずにコッソリと走りたい(苦笑)。今日は自分のペースで駆けられました。こういう(長くもがく)練習もしているので。練習は、武藤(貴志)さんと浅野(徹)さんと水書(義弘)さんと一緒にしています。良い刺激ももらっているし、相乗効果で皆の成績が上がっています!やらされている感じではなく、自発的にやりたいと思う練習ができているのが良いのだと思います。良い環境で練習ができています。地元の準決勝はもっと緊張すると思うけど、明日は自分の力を出し切るレースをしたい!今回までは4.08のギアで戦います。ギア規制の後のことは、またその時に考えます!」

【準決勝】朝、誰よりも早く検車場に入り、熱心に自転車を整備していました。
後ろがもつれ、最終的に2番手に入った塚本勝士選手(栃木・81期)とゴール勝負で2着。ゴール後に、落車に巻き込まれてしまいました。

齋藤選手「怪我は左側の腕と腰の擦過傷です。骨には異常がなくて良かったです。傷が痛むけど弱気にならず、決勝戦は番手の三上さんに優勝してもらうくらいの気持ちで駆けたい!」

【決勝】残り2周から叩いて主導権を握り、コメント通り積極的な競走。他のラインを捲くらせず、そのまま押し切っての優勝☆

齋藤選手「地元ファンの声援は十分過ぎるほど聞こえていました。初めての落車、そして落車して迎える初めてのレースだったので、どうなるかと不安でした。この優勝は自信にもなるし、地元で勝てたのが何より嬉しい。2015年の目標は、特選スタートになるのでS級昇級の点数を取りたい!大晦日なのに、最後までお客様が残ってくれていて嬉しいです。また車券に貢献できるように頑張ります!」

連日積極的な力強い走りでした。
齋藤選手は、これで3場所連続の優勝☆☆☆

齋藤選手「今年最初は全然勝てなかった。好調の要因は、充実した練習と、フレームを変えて巧く脚が回せるようなったこと。踏み直しもきくようになりました。」

確かに、今回もレース中に何度も踏み直していて、連携した選手たちも齋藤選手のパワーアップした粘りや踏み直しを絶賛していました!

そんな齋藤選手から意外な特技も聞き出しました!
齋藤選手は大のラーメン好きで、スープを飲んだだけで原料が解るのだそうです!!
松戸でお奨めのラーメン屋さんを聞くと、嬉しそうに教えて下さいました。
自転車の話をする時はおっとりなのに、ラーメンのお話をする時はイキイキと流暢に答えてくれました(#^.^#)
皆さまも、齋藤選手とお話する機会があれば、お奨めのラーメン屋さんを聞き出してみて下さい。
「豚骨ならここ!」「並んでも良いならここ!」「魚介豚骨はここ!」と、普段の何倍ものテンポで答えてくれるはず。
齋藤選手「そんなに行っていませんよ~。週に3回くらい。年末年始もラーメンを食べて過ごしたいけど、お店が営業していないから・・・(>_<)」
と、物凄く残念そうでした(^_^;)
優勝のご褒美ラーメンは、少しお預けになってしまいそうですね(*^_^*)

決して大きなことは言わず、いつも素朴で一生懸命な齋藤選手の活躍に今年も注目です!!

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