みなさま、こんにちは(‘-^*)/

ゴールデンウィークをいかがお過ごしでしょうか？

前回は開催中にお誕生日を迎えた選手が何名か居ましたo(^o^)o

バースデーシリーズの選手は、いつも以上に積極的だったり、執念のレースを魅せてくれるので、私は毎回注目しています。

今回は、地元戦でお誕生日を迎えた武藤貴志選手（千葉・81期）をご紹介します！

前検日には、

武藤選手「調子は悪くない。積極的に戦って後ろに迷惑を掛けないように。」

と、いつもラインのことを第一に考える武藤選手らしいコメントを聞かせて下さいました。

そして、このシリーズの目標を伺うと、

武藤選手「今回は、練習仲間の山本紳貴くんと齋藤宗徳くんも一緒なので、勝ち上がって連携したい！」

と、ホームバンクで気合十分！といった様子でした。

【42歳のお誕生日当日・最終日「A級特選」】

細切れ戦。

カマして田村風起選手を叩いてジャンの２センターで出切りますが、連携が離れてしまい単騎。

それでも後続を離してグングン加速。

２番手に入った田村選手や、後方から細沼健治選手も捲くって行きますが、武藤選手はしぶとく抵抗。

最後にゴール前で、田村選手にマークした中野智公選手が抜け出しましたが、武藤選手は２着に粘る力強い競走でした。

“ホームバンクで、良い走りでバースデー勝利を飾りたい！”という強い想いが伝わりました。

武藤選手は、シリーズ２連対。

レース後、

寺門「お誕生日、おめでとうございます。執念のレースでしたね。」

武藤選手「ありがとうございます(*^-^*)

今日は積極的な競走をする！と決めていました。最後に抜かれたのは悔しいけど、２着に残れたし、次に繋がるレースができたかな。」

照れながらも、清々しい笑顔でした☆

以前、松戸競輪参加中にはサッカーボールを壁に向かって蹴り、他の選手とは違う方法でウォーミングアップをしている姿を見たことがあります。

武藤選手「ウォーミングアップも皆がやっているから同じことをするのではなく、自分なりに考えて色々工夫しています。これは、身体の色んな部分を意識してやっています。」

そんな武藤選手は、昨年11月の松戸バンク改修工事直前のイベントでは、特技のイラストを披露して、参加した子供たちを喜ばせていました♪

その時、武藤選手は落車による骨折で欠場期間中でした。

ゴール線の上でうつ伏せに横たわり、

武藤選手「頭１つ抜けて１着でゴールを駆け抜けるイメージトレーニング中！」

と、“早くレースに復帰したい！”という想いが感じられました。

ムードメーカーでいつも周りに気を遣う武藤選手。

以前、同期の伊勢崎彰大選手の披露宴の余興タイムでは、アニメ『うる星やつら』の主題歌と共に、ラムちゃんのトラ模様のビキニ姿で登場ヾ(≧▽≦)ﾉ

強烈なインパクトで会場を一気に盛り上げました↑

～その時、武藤選手と交わした約束～

武藤選手「自分がもし優勝したら、テーマ曲さえ用意してくれたらまた（ラムちゃんを）やりますよ♪」

あれからもう10年ほど経ちましたが、私はこの約束を忘れていません！

寺門夏織