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松戸にまつわる話

『気は優しくて力持ち★小埜正義選手』【寺門夏織】

2017年3月17日

みなさま、こんにちは。
少しずつ春の気配が感じられるようになって来ましたね♪

今回は、地元の小埜正義選手(千葉・88期)をご紹介します(‘-^*)/

今年はここまでGIIIも含めて7場所走り、全て決勝進出↑

*そんな小埜選手に好調の要因を伺いました。
小埜選手「いや~。去年が悪過ぎました。糖質カットとグルテンフリーダイエットで絞っていたら、どんどん体重が落ちて4か月間で一気にマイナス25kg!!さすがに身体がフラフラになってしまって(>_<”) でも、適度に絞ると体のキレやレース中の反応が全く違うので、いったん戻してからまた最近絞り始めました。今度は食生活の見直し・糖質1/3カット・トレーニングで自分のベスト体重の100kg弱をキープしているので、生活が楽になりました。」

小埜選手「それから、昨年は6回も落車をしてしまい、胸骨や尾てい骨など7本骨折。まだ痛いので自分では完調とは思っていません。ただ、今年はどんな状態でも『まだやれるはず!』と、意識的に自分で動くようにしていたら徐々に成績が上がって来ました。」

いつも自分に厳しくストイックな小埜選手ですが、取材にはサービス精神旺盛に朗らかに満面の笑みで協力して下さるので、後輩インタビュアーもスタッフも小埜選手に接した人は皆ファンになっていきます(*^-^*)

*自力でも強い小埜選手ですが、最近は後輩の後ろで戦うレースも増えて来ました。
小埜選手「人の後ろは違う緊張感があります。連係に失敗してしまうと凄く申し訳ない気持ちになります。」
2場所前のいわき平FI初日は、前を任せた渡邉雄太選手が中団でフタをされてしまい、巻き返せずという苦しい展開でした。小埜選手は最後に中を割って抜け出し2着に迫り、力の違いを魅せ付けました。それでもレース後は浮かない表情。
小埜選手「あそこまで渡邉君が警戒されるとは・・・。渡邉君に申し訳ない。自分の力不足でああいう展開にさせてしまった。情けない(-_-;)」
と、自分が猛反省をして後輩を気遣っていたのが印象的でした。
”優しい小埜選手らしいな”・”私も見習いたい!”と思いました。

*他にも後輩想いな小埜選手らしいエピソードが!
昨年、松戸競輪開催中に後輩の加賀山淳選手が地元戦で気合が入っていたのに巧く主導権を握れず、レース後に検車場で激しくうな垂れていました。
小埜選手「悔しいけど、競輪も先行も思うようにいかないからこそ、奥深くて味わい深いんだよ。簡単に極められたら、面白くない!悔しかったら、2度と同じ失敗を繰り返さないように前を向いて行かないと!」
後輩の悔しさを受け止めながら、自力選手としての持論を穏やかに話して励ましていたのが印象的でした(*^-^*)

*小埜選手に今年の目標を伺いました。
小埜選手「今年は記念(GIII)を獲りたい!」
すごく近い将来、その姿を見られるような気がしてなりません!
“気は優しくて力持ち”という言葉がピッタリな、優しくて頼もしい小埜正義選手の『記念競輪制覇』に期待しますo(^-^)o

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