第20回 東出剛選手を偲んで(特別編)No.1
平成16年8月12日 松戸競輪場にて、東京太氏・吉井秀仁氏・山口健治選手(東京/38期)・鈴木誠選手(千葉/55期)の方々による 東出剛選手の思いでトークショーが行われました。
東京太氏:ご来場賜り心から厚く御礼申し上げます。昨年の、松戸競輪場の徳川杯で優勝したのが松戸競輪場最後のレースとなりました東出剛選手。沢山の競輪ファンのみんな様方に惜しまれながら、胃ガンという病に勝つことが出来ず今年2月22日天国へ召されました。本日ご来場いただきました皆様方に生前東出選手が大変、お世話になりそしてまた、沢山のファンの方々に応援いただいたということで、今日は吉井秀仁さん、そして松戸競輪場を練習バンクとしております元フラワーライン山口健治選手、そして東出選手の1期後輩で吉井選手のお弟子さんでもございます鈴木誠選手が皆様方の暖かいご声援いただいた、東出選手に成り代わり御礼にお伺いさせていただきました。どうぞいつまでも東出選手のことを思いながら、沢山の競輪ファンの皆様方の今後の競輪ファンとしての、ご声援を心からお願いいたします。
それではまず東出選手の思い出など吉井さんに語っていただきます。
吉井秀仁氏:東出君は、中々先輩・後輩にものすごく面倒見の良い選手でした。又シャイな選手でした。特別競輪の決勝には乗りますけどシャイなところが出て優勝がとれなかったのかなぁと感じていました。2月22日に亡くなりましたが、きっと東出の最後のお別れというかマーク屋としての2の横並びというところで逝ってしまったんじゃないかと私は感じていました。亡くなってしまっても千葉の選手はみんな、ずっと東出の気持ちを思いながらこれからも活躍してくれると思います。私も競輪ファンの1人として応援していきたいと考えています。今後とも松戸競輪また千葉の選手を、ファンの皆さん応援してください。よろしくお願いします。(つづく)